<九筑の車両>…3150系(路面専用車・過去の車両)
2005年 09月 23日
九筑3150系は、3100系路面電車を3車体連接にした電車で、路面専用車としては「最大」の輸送力を持った電車として、1960年代のラッシュ時の「切り札」として活躍した電車です。
そのため、“70年代からの「路面電車退潮期」に真っ先に「淘汰」の対象となり、九筑で活躍した期間はわずか10年足らず…という、いわば「悲運」の形式でした。
(九筑webページへ)戻る
…
作者注・この記事には「実在」の社名が出てきますが、すべて「架空」の話です
九筑で活躍した期間は短かったですが、今度はその「大きさ」を活かして、全車「広島電鉄」へ再就職を果たします。
広電入りに当たって「3050」と車番が変わり、「宮島直通」に使われるために一部「改造」され、車体を「ピンク色のツートーン」に塗り分け、広島市内⇔宮島を駆け抜けていきました。
現在、「宮島直通」の任務を後輩の「グリーン~」シリーズに譲り、1988年から開始された「呉急」への直通のほか、「広島市内線」にも投入され、「健在ぶり」をアピールしています。