関西電鉄の車両の電装品メーカーの変遷


遅くなりましたが、2008年初の投稿です。

今年も「妄想れいる」を宜しくお願いいたします m(__)m


……
さて本題。
電車と言うものは「電装品(モーターや制御機器)」が無いと、当然ならば走れません。

実在の鉄道会社は勿論の事、架空の鉄道にも「御贔屓」の「電装品メーカー」があるようなので、勝手ながら私なりに想像してみました。(勿論関電コミュニティ非承認です。)





①「関西電鉄」発足前(戦前)の車両

 1-1「松下車両(架空の会社です)」の車両の電装品

関電100型をご覧になるとお分かりのように、この電車は「ベルリンSバーン475系」を基本としています。この電車はドイツ製・しかもAEGとシーメンスの製造なのです。したがってシステムは「ドイツ製」が基本となっています。この電車を主力としたおかげ(?)で、戦後「松下車両」が解散したときに「電装品の調達が困難」にならざるを得なくなる…と思われていました。

 1-2(旧)河内金剛鉄道の車両の電装品

いろいろ調べて見ましたがどうやら「GEや日立、三菱」の制御機器系を使っていたみたいなので、河内金剛鉄道は前途の3社の制御機器を採用していた…と言うことにしておきましょう(w

 1-3(旧)和泉急行電鉄の車両の電装品

「参急」の子会社…の設定の為、「当然」三菱ABFを採用していました。

②戦後の混乱期の車両

 2-1「関西電鉄」オリジナルの電車の車両の電装品

本線系に500型(国鉄63系電車の割り当て車)が入線します。この電車は国鉄制式の制御機「CS-5」を装備していました。この時代は(特に本線系)は4社(シーメンス系・三菱ABF・GE・日立・但しGEと日立のシステムは互換性があった)のシステムが混在し、現場の苦労は相当だったものと思われます。しかし、四条畷線系(現・学研本線系)は在籍車両が「松下車両」の電車で占められていたことから「シーメンス系」のシステムでまとめられ、幸いな事にそのシステムは「富士電機」(シーメンスとの合弁で設立された経緯がある)によって継承されてゆくことになります。(富士電機との付き合いは'90年代まで関電の電装品の主力として採用される事になります。これには松下がライバルメーカー(日立・東芝・三菱)を極力排除したい…という思惑があった…と言われているらしいです)

 2-2「シェルパカー」の車両の電装品

「シェルパカー」は特例として「三菱」の電装品を使用していました(5400型・10500型(特急用まで)それは「急勾配を上り下りする」機能が求められた為…であり、古くから「急勾配対策車(参急2200など)」を製造していた為…と思われます。

③600型(廃車)・2420系(2代・学本の車両)が登場したとき

「関西電鉄=富士電機の電装品」の公式を打ち破ったのは、実は600型(廃車)でした。この電車は「近車=日立(MMC)」の組み合わせであり、同時期に登場した700型(こちらは川崎車両=富士電機)との「導入合戦」となったのですが、松下の意向により700型を正式に主力車両として量産する事が決まり、引き続き「富士電機」の電装品が主力となりました。
ところが、四条畷線系(現・学研本線系)の「けいはんな学研都市延伸プロジェクト」で「誤算」が生じてしまい、今まで「富士電機」で統一されていた四条畷線系(現・学研本線系)に日立製界磁チョッパ車(近鉄1400系をほぼそのままコピーした2420系)が入ってきたのです。

④VVVF車の制御機器の覇権争い

1990年代になって、関西電鉄にもインバータ車が登場するようになると、「富士電機」と「三菱」の争いが「激化」していました。学研本線系の「主力」として登場した1700系(2代)は、引き続き「近鉄通勤車」の車体設計を流用した為、電装品は「三菱」を採用していました。一方本線系のインバータ車である1000型は「富士電機」を採用していましたが、改良型の「1300型(正式には、1000型300番台)」においては、ついに「三菱」の機器を採用するという事態になりました。しかし1000型後継形式の2000型では再び「富士電機」が採用されています。(2700系も同様)その後は3000型は「富士電機」を採用しましたが、3700系は「三菱」が採用されるなど、「三菱と富士電機」の双方が平等に採用されるように、首脳陣が苦労したらしいです。(もっとも現場からはこの政策は「不評」だったらしいです)おおっぴらにライバルメーカーの電装品を採用できた理由として、「松下」の影響力が衰えた…というむきも無きにしろあらず…という見方も出来るかもしれません。

⑤「日立製制御機器」の復活

「日立」は、新生「関西電鉄」に対して、これまで「車両の納入実績」がありませんでした。(制御機器に関しては、2420系にて納入実績がありました)しかし、「規格型ローコスト車体」の分野において唯一の「アルミボディ」を展開する会社である事から、関電首脳陣は「関西の電車は外板を塗装仕上げにすべきである」として同社の規格型車両である「A-Train」の導入を決定し、電装品も「日立」を採用する事を決断しました。
「日立」の電装品は新車(6000・5400型・12000型の一部・6700系)に採用されたほか、2400系のリニューアル(3VF化)にも活用される事となりました。

付録:現用車両の装備機器一覧

 1、本線系統(型形式)
  700=F
  780=F
  800=F
  8500=F
  900=F(3VF更新車はH)
  1000=F(1300=M)
  2000=F(2編成のみ=M、試作車は=F)
  3000=F
  3300=F(3310・3330含む・但し3340はM
  6000=H
  1-1「シェルパカー」
  5000=M
  5100=M
  5200=M
  5400=H
 2、座席指定特急
  10500=M
  11000=M
  12000=F(12010=H)
  13000=M
 3、学研本線系統(系形式)
  2400=F(3VF更新車はH)
  2420=M(3VF更新車はHの予定)
  2490=F(300(廃車)の機器流用)
  1700=M
  2700=F
  3700=M
  6700=H

*凡例 F=富士電機 M=三菱電機 H=日立製作所
通常文字=抵抗制御
斜文字=チョッパ制御(界磁添加励磁制御を含む)
太文字=VVVFインバータ制御
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by bbc-slm | 2008-01-18 00:24 | 関電(河南車庫の……ボソ) | Comments(0)

最近Twitterに引きこもることが多いですがネタがあれば更新していきたいと思います。よろしくお願いします。Mini黒子@関西電鉄


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